ズワイガ二をカニスキ・焼ガニ・かに刺しで 堪能頂く、カニフルコースプランです。 地元農家にこだわった、たっぷりの野菜と ズワイガニを贅沢につかったカニのお鍋「かにすき」 蟹の一番美味しい食...
この時期しか味わえない、ズワイガニを カニスキと共に「焼ガニ」をご堪能頂くプランです。 蟹の一番美味しい食べ方と言われる焼ガニ。 まるまる一杯を足だけでなく、甲羅焼きにしてかにみそも お楽...
城崎温泉の冬の味覚「ズワイガニ」をリーズナブルに お楽しみ頂けるプランです。 地元農家にこだわった、たっぷりの野菜と、ズワイガニを 贅沢に使ったカニのお鍋「かにすき」 あつあつのお鍋でかに...
◇◆ 最高級ブランド『但馬牛』◇◆ 兵庫県但馬地方で飼育された最高級ブランド『但馬牛』を≪ステーキ≫でお召しあがりあれ! 「神戸牛」「松阪肉」といったブランド牛の素牛として今や全国的に人...
当館は大正時代から変わることなく歴史を刻みこんでまいりました。
その建物は、多くの皆様の思い出を染み込ませ、見守り続けております。
また当宿には、城崎には数少ない源泉かけ流しの内湯をご用意しております。
城崎温泉の中では小さな宿ですが、のんびりとくつろいで頂ければと思います。
約1400年前の奈良時代からすでに利用されていたと伝えられる城崎温泉は、川沿いの小径に、土産物、射的場、遊技場などが並び、落ち着いた佇まいとともに、今でも良き温泉街の趣を残している貴重な温泉です。
温泉街には「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「さとの湯」「柳湯」「地蔵湯」「鴻の湯」の7つの外湯があり、その外湯をまわる外湯めぐりが城崎温泉の名物となっています。
外湯をめぐる湯治客が、下駄の音を響きわたらせる様子は、何度観たり聞いたりしても飽きません。
歴史をもつ城崎温泉は、外湯を中心に栄えてまいりました。
外湯はそれぞれが 守護脇神を持ち、温泉を神の恵みとした
敬けんな信仰心は、湯浴みの旅情と親しまれてきました。
大正2年(1913)8月、志賀直哉は東京芝浦に夕涼みに出かけた帰り、
あろうことか山手線の電車に跳ね飛ばされて重傷を負ってしまいます。
同年10月18日、その後養生として訪れたのが城崎温泉でした。
この時期の志賀直哉は10年以上続く父との不和、創作に行き詰まりがちな
悩みと孤独、後遺症として発症するかもしれなかった脊椎カリエス
(脊椎の骨結核で凄まじい膿と痛みで死に至る病)への恐怖とが入り混じり、
精神もまた不安定な情況にあったといいます。
しかし、小説『城の崎にて』は逗留後すぐに発表されたものではなく、
彼の滞在から4年後の大正6年に発表されました。
奇しくもこの年は、長年志賀を悩ませていた父との不和が解消された年。
その穏やかな心境が、『城の崎にて』によって表現されたとも言われています。
まるで昨日のことのように表現された写実的な描写。
心身ともにどん底の状態から立ち直るきっかけにもなった城崎での体験が、
よほど印象強いものだったことを物語る話です。